【SplendourXR】Vol.01OTHER

SplendourXRとは?

2001年からオーストラリアで毎年開催(2020、2021はコロナの影響で未開催)されている「Splendour in the Grass」という音楽フェスがあり、「SplendourXR」はデジタル空間に会場を再現した世界初のデジタル音楽フェスになります。
7月24日(土)、25日(日)の午後1時~午前1時までの両日とも12時間にわたり、50組以上のアーティストがライブを行いました。
この記事では7月25日(日)に参加した体験をレポートします。

PCとVRデバイスのスペック

本題の前に参考までに環境とスペックをお伝えします。

【PC】
・Core i7-10875H
・GeForce RTX 3060 6GB
・32GB DDR4 SO-DIMM

【VRデバイス】
・Oculu Quest 2

VRライブということもあり「SplendourXR」の画質をHighにしていたら、1時間ほどでPCがかなりの高温になりました。
ある程度のマシンパワーがない場合は画質を下げないと厳しいのかもと感じます。

VR視聴環境

「SplendourXR」はVRプラットフォーム「Sansar」で実施されるため、PCに「Sansar」と「Oculus」をインストールし、Oculus LinkでPCとOculu Quest 2をつなぎPCVRとして体験することにしました。

「Sansar」のセットアップも公式HPから、インストーラーをダウンロード→アカウント作成→アバター選択→プラットフォームにログインという流れで特に詰まることもなく出来ました。

いざSplendourXRへGO!

「Sansar」にログインすると「The Nexus」というこの世界の中心的なハブ(ポータル?)の場所にいて、ここから行きたい場所に移動することになります。

「SplendourXR」への入口も用意されていますので、そこからフェス会場に突入です!※メニューからイベントに参加も可能です。

…が、なぜか入れない

「SplendourXR」に入ろうとすると弾かれて戻されます…チケットまで購入したのに参加できないパターンは何としても避けたいぞ!の想いで2回目のトライ…でも、ダメ。

購入したチケットはメールで送られてきており、入る際にチケットに記載されたコードを入力するものだと思いこんでいたのですが、メールにあるリンクをクリックしてアクティベーションをしていなかったのが原因でした。

説明はちゃんと読まないとダメですね…

いざSplendourXRへ再突入!

アクティベーションを行い、気を取り直して再突入すると問題なく参加できました。

「SplendourXR」へ移動するローディングが終わるとフェス会場の入り口に立っていました!
ウキウキしながら、まずは近くにある看板の前で踊りながら記念撮影です。
フェス会場の雰囲気出しのショップなどもあり良い感じです!

ライブ会場へ移動

25日(日)も午後1時からフェスがスタートしていましたが、もたついた影響で30分ほど遅れての参加となりました。

「SplendourXR」もEntranceというポータルから各ライブ会場に移動する構造になっているので、急いで最初のライブはどこにしようかと上演スケジュールを見直し最初の会場に移動です!

記念すべき1発目!

まずは日本のアーティスト「BAND-MAID」のライブに参加してみました。VR空間のスクリーンとはいえ海外フェスに参加はカッコイイですね!

ラストの曲が終わるとユーザーがエモートのハートを一斉に飛ばしていました!他のアーティストでは見かけなかったので日本のユーザーが多かったのかもしれません。

他ライブの雰囲気①

いくつかのライブに参加したので、実際の雰囲気がどんな感じだったかの紹介です。

ちなみに「SplendourXR」はリアル時間とVR空間の時間軸を連動させているようで、夜になるとVR空間の空も暗くなっていました。
フェス会場ではライブだけでなくフォーラムで講演なども上演されていて視聴されている方もいました。自分も何となく視聴しましたが英語オンリーなため5秒で断念!

他ライブの雰囲気②

他アーティストのライブもスクリーンに動画を流すタイプでした。たぶん録画した動画だと思うのですが、リアルタイムで演奏したアーティストがいたのかは不明です。

あと、アーティストだけ抜き出して上演しているバンドもありました。が、見せ方を考えないと地味に見える気がします…

他ライブの雰囲気③

ライブで使用できるアイテムは無料で配布されていましたが、フェスの終了とともに使えなくなっていました。
イベント限定のアイテムだったようですね。

あとはキーに割り当てられたアクションやエモートなどでライブの雰囲気に合わせて楽しめる要素もありました。

フェス終了

夜中の1時を過ぎすべての上演が終わったので「SplendourXR」から出ることにし、最後に看板の前でバイバイを撮影していたところ、「SplendourXR」のスタッフが近くで踊り始めました。

せっかくなので一緒に踊っていると、他のスタッフも来て突然話しかけてきました!?「楽しんだか~?」的なことを言われた気がしますが、深夜になり気力体力の限界ということでバイバイしながらログアウトしフェス会場を後にしました。休憩しながら最初から最後まで楽しみました!